☆夢の舞台まだ遥か遠く~その2~
“時を重ね、老人と呼ばれる年齢になり人生を振り返って後悔していることは?”というアンケートに7割の老人が同じ回答をしたそうです。その回答は“チャレンジしなかったこと”。無難に、平穏に、安全に……を求め続けた先には『後悔』が待っていることを示しています。でも、出来れば(出来るだけ)無難に、平穏に、安全に日々を過ごしていきたいですよね。僕自身心の底からそう思いますし、そうなることはとても大変なことでもあります。そのことを十分承知しつつ、前回ご紹介したウルトラトレイル(約160kmのロードと山道を走る)レースへ出場そして30時間以内での完走を目指すことで、人生において一つ“チャレンジ”したという証を手にしたいのです。
この文章を書いている現在、僕にとってウルトラトレイルを30時間以内で完走を達成することは、果てしなく遠いものです。先日、約40kmのトレイルランニングの大会に出てきたのですが、ゴールするまで7時間半。160kmは4倍の距離。単純計算で40kmレースのスピードを維持し続けないと30時間以内でのゴール出来ません。当然、今は出来ません”(-“”-)”。40kmの後半は脚つりまくりで歩くのがやっとの状態、意識は朦朧として道はロスト(間違える)するしやっとこさゴール出来たというのが現実です。単純に身体を鍛えれば目標を達成できるのか?と言っても学生時代のように後先考えずトレーニングというわけにもいきません。年齢や次の日のことも頭にいれておかないと……。40kmがいっぱいいっぱいの自身の体力と精神力をどこまでアップさせられるか。まさにウルトラトレイルは自分にとってのチャレンジです。
そしてウルトラトレイルへチャレンジし目標が達成できた時、出会えるであろうと期待しているものがあります。それは涙!(書いていて若干の恥ずかしさが……(;^ω^))。お読みの皆様、特にお父さんお母さん、最近自分自身のことで涙を流したことがありますか?お子さんが何かで頑張った!とか感動的なテレビや映画を観て泣くことはあっても自分が何かを頑張った!やりきった!といった類の涙を流すことはほとんど無いのではないでしょうか?少なくとも僕はありません(※フルマラソン完走の時、涙が浮かびかけたかな)。ウルトラトレイルの過去の大会映像を見ると、ゴールの際に多くの人が涙を流しています。僕もきっと涙に出会える!そう思っています。
チャレンジすることは、大変だったり、面倒だったり、苦しかったり、痛かったり、たくさんの嫌なことと向き合わなければならない反面、日常では手に入らないものを手にできます。
「がんばれ、オレ(^^)/」そう言い聞かせながら、生涯自分なりのチャレンジをし続けようと思います。
※最初のアンケートに似たようなものの中で、「歯を大切にしなかった(+_+)」という回答も多かったようです。
皆様、歯を大切に!!
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